詐欺事件の実態
詐欺犯罪は数多くあります。実際どういった事件があるのでしょうか。
下記のグラフは平成8年〜平成18年迄の詐欺事件認知数と検挙数。
青い折れ線が認知数…表沙汰になった詐欺事件の数。
赤い折れ線が検挙数…解決した詐欺事件の数

こちらのグラフを見て驚くのは近年の詐欺事件検挙率の低さです。
平成8年には認知数49,394件、検挙数46,582件で、検挙数94%の高い検挙率。
しかし検挙率は年々下がり平成17年には認知数85596件、
最近の詐欺事件では身元がバレないように精巧なプランニングの基、組織的に行われており、暴力団の資金源になっているのではないかとの指摘もあります。
詐欺の種類
詐欺事件はどのような系統に分類出来るのでしょうか。
なりすまし詐欺
オレオレ詐欺や、振り込め詐欺に代表される標的の家族になりすます物から、債権会社、果ては警察などの公共機関を装い、銀行口座への振り込みを迫まる。
近年急激に増えてきた詐欺事件であり、現在取り締まりが行き届かない法の編み目をかいくぐった詐欺犯罪です。
売りつけ詐欺
良い仕事があると求人募集し、仕事の為に法外な価格の学習教材や、パソコンを売りつける資格商法。良い投資話がある等と持ちかける原野商法や、ネズミ講も該当する詐欺犯罪になります。
また、近年被害が急増する霊感商法もこちらに分類されるでしょう。
訪問詐欺
古典的な物では石けんの押し売りもこの詐欺に該当。
様々な理由を付けて原価より遙かに高い法外な価格で売りつけると言う物。
現代では訪問販売詐欺はリフォーム詐欺に形を変えて脈々と生き残っている王道詐欺と言えるでしょう。
恋愛詐欺
恋は盲目と言いますが、その心の隙を突き、相手に貢がせるのが恋愛詐欺。
今も昔も被害が多い結婚詐欺に、恋人のように振る舞い高額な貴金属や絵画を買わせるデート商法があります。
タダより高い物はないと言いますが、これはその様な詐欺に分類されるでしょう。
人間は高い物なら食指が動かなくても、無料で試せるとなるとつい心動かされてしまいがちです。
古くは置き薬詐欺と言う物がありました。これは、善意だから無料で薬セットを置かせてくれと押しつけて、数年後に無料だなんて言っていないとお金を請求すると言う物でした。
現在ではエステ詐欺が有名ではないでしょうか。無料エステと称してエステサロンに連れ込むと、様々な理由を付けて高額なサービスを受けさせると言う物。
人間誰しも欠点はあります。そこにつけ込み法外な商品を売り込もうと言うのがこちら。
頭髪が生える薬や、必ず痩せる薬などを法外な価格で売る法外価格販売の他、包茎手術商法の宣伝もこの詐欺に分類されます。
詐欺師の狙い
いずれの系統にも言える事ですが、詐欺師達はこちらの心の裏を突き、巧みに思考の隙間に入り込もうとしてきます。
例えば霊感商法なら、危機的状況が訪れるなどと不安を煽り続け、そこで幸運になる腕輪など解決策を提示されれば、疑いながらも買ってもいいかも、と心が揺れ動いてしまう物。人は常に安定を求めます。不安になると藁にも縋る気持ちにもなってしまうのです。
そんな風に騙されないよ、と言う方もいるかと思います。例えば、こんな物を買った事はありませんか?
携帯電話のアンテナが良くなるシール。
車の性能が向上すると言う機器。
マイナスイオン効果のある製品。
これらは科学的根拠のなりニセ科学と呼ばれる物です。
それでも製品は高い効果があると謳います。
「高くはないし」
「無いよりはあった方がマシ」
そう思わせる事がまさに詐欺師の技術なのです。
では解決策とは?もし、詐欺事件に遭遇した際にはどのように対応すればよいのでしょうか?
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